TEL.082-511-8118
〒730-0013 広島市中区八丁堀1-12
マスキ八丁堀ビル6階
ペインクリニックとは痛みの治療を専門とする診療科です。当院では腰下肢痛(腰痛、腰が悪くて脚が痛む)、頚肩腕痛(首の痛み、首が悪くて肩・腕が痛む)、関節痛(肩や膝や股の痛み)、帯状疱疹に関連する痛み、頭痛などありふれた痛みばかりでなく、三叉神経痛、肋間神経痛、顔面痛、陰部痛などそれほど頻度の多くない痛みも診療しています。
どのような原因であれ痛みが長く続くと日常生活に悪影響を及ぼします。この痛みを軽減することで、より良い日常生活を取り戻すことを目標に治療を行います。
当院では薬物療法、光線療法、神経ブロック療法、リハビリテーションなどで治療を行っています。痛みの治療において体を動かすことは非常に大切なことであり、2022年8月よりリハビリテーションによる治療も行っています。当院では理学療法士がマンツーマンで治療を行っており、日常生活で困っていることやその他の問題点を洗い出し、それを治療に生かすようにしています。薬物療法や神経ブロック療法で痛みを軽減させ、リハビリテーションで本来の動きを取り戻すことで、より良い痛みの治療を提供したいと考えています。
今後もスタッフ一同患者さんの痛みに向き合っていきたいと考えていますので、どのような痛みであれ痛みに悩んでおられる方は一度ご相談ください。
・1999年広島大学医学部を卒業し、広島大学麻酔蘇生学に入局。
・その後麻酔科医として県立広島病院、松江赤十字病院、広島市立安佐市民病院、
広島大学病院で手術麻酔・ペインクリニック・救急医療・集中治療に従事。
・2010年4月より1年間、順天堂大学医学部附属 順天堂医院にてペインクリニック専従医
として、痛みの診療に従事。
・広島に戻ってきたのちに、JA尾道総合病院、JA広島総合病院での勤務を経て、
2015年4月1日ひだかペインクリニックを開設。
・日本ペインクリニック学会認定 ペインクリニック専門医
・日本専門医機構認定 麻酔科専門医
・日本麻酔科学会認定 麻酔科認定指導医
・麻酔科標榜医
・医学博士
・日本ペインクリニック学会
・日本麻酔科学会
・日本運動器疼痛学会
・日本疼痛漢方研究会
・日本頭痛学会
一般的に痛みが発症して3ヶ月以内を急性痛、3ヶ月以上を慢性痛といわれており、現在日本において慢性痛を有する人は2000万人以上ともいわれています。痛みが持続すると悲観的になったり、痛みのことばかり気にしてしまったり、やる気が出なくなったりして日常の生活に支障をきたしてしまうこともあります。
当院のリハビリテーションでは個人に合わせた問診・評価を行い、ストレッチ・体操指導、姿勢調整、運動量の調整、生活・環境整備の指導等を行います。また持続する痛みのため、日常の中のささいな動作への怖さが出てしまい、体を動かさなくなってしまうこともあります。個人に合わせた特定の動作練習をすることで怖さを減らし、日常生活をより安心して行ってもらえるように指導しています。また全身運動は副作用のない薬ともいわれ、慢性痛治療の第一選択肢として推奨されています。患者さん個人にあった全身運動を時間・頻度・強度などを考慮して提供しています。更に希望があれば、運動と併用して痛みの教育を行っています。痛みに対する知識をつけることで、痛みへの不安や恐れを減らし生活の質を上げることができるといわれています。これらの内容を患者さんと共有しながら、患者さんの希望に沿ったリハビリテーションを提供しています。
当院での薬物療法や神経ブロック療法とリハビリテーションを併用することで、より良い日常生活を取り戻せるようにサポートいたします。